イギリスのサクソフォーン - John Harle ジョン・ハール

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プロフィール

 イギリス・サクソフォーン界最高の奏者であり音楽家でもあるジョン・ハールは、全世界的に見ても傑出したテクニックとその音楽性によって、1980年代からイギリスのサクソフォーン界、そして世界のサクソフォーン界をリードするプレイヤーの一人である。
 彼は始めジャズを学んでいたが、ロンドンとパリでダニエル・デファイエらに師事し、すぐにクラシック・サクソフォーン奏者としての名を世界に知らしめた。奏者としては、カーネギーホールを始めとする各地でのリサイタル、著名なオーケストラとの共演、ソロ・作曲録音のリリースを積極的に行っている。彼に献呈された協奏曲は約30曲に及び、イギリス内外の人気作曲家−マイケル・ナイマン、ハリソン・バートウィッスルなど−の作品も多い。CDのリリースには特に積極的で、すでに25枚を超えるソロCDをリリース、フランスの主要なサクソフォン協奏曲を収録したEMI Redlineの「Saxophone Concertos」は、クラシックサクソフォンアルバムとしては異例の全世界で20万枚の売り上げを誇る。2005年にはオリジナルレーベルのHarle Records(→http://www.harlerecords.com/)を設立、4タイトルを再リリースしている。
 また作曲者として、スタンリー・マイヤーズとのコンビによった映画音楽はカンヌ映画祭で受賞経歴をもち、また一方でサクソフォーンやオーケストラのための作品はDeccaレーベルから自身の録音「恐怖と壮麗」がリリースされている。このCDのトラックがトヨタ「クラウン」のCM音楽として使われたのは記憶に新しい。
 指導者としては1989年から1993年までギルドホール音楽院の教授として後進を育成した。弟子の中には、サイモン・ハラーム、スティーヴン・コットレル、ロブ・バックランドと言った著名なサクソフォン奏者も多い。現在は特別研究員として同音楽院に席を置いている。
 使用楽器はCrampon。


主なレコーディング(リリース年代順)

・John Harle plays(Clarinet Classics CC0048)


1. Woods, Phil フィル・ウッズ - Sonata ソナタ
2. Bennett, Richard Rodney リチャード・ロドニー・ベネット - Sonata ソナタ
3. Heath, Dave デイヴ・ヒース - Roumania ルーマニア
4. Denisov, Edison エディソン・デニゾフ - Sonata ソナタ
5. Berkeley, Michael マイケル・バークリー - Keening 嘆き

 はじめHyperionからリリースされていたがすぐ廃盤になり、2004年にClarinet Classicsから再リリースされたサクソフォーンとピアノの作品集。ピアノはジェイムズ・ゴールウェイやスティーヴン・イッサリースとの共演でも知られるジョン・レネハン。
 ウッズやヒース作品でのテンションの高さ、対してベネットやデニゾフでは精緻さも垣間見え、ハールのサクソフォーン奏者としての技量の高さ、懐の大きさを存分に楽しむことができる。有名なウッズやデニゾフを演奏する際には、ぜひ参考として手元に置いておきたいと思わせるCDだ。
 ウッズでのアドリブはクラシックの奏者とは思えないほどの暴れっぷりだし(ピアノのレネハンのノリも凄まじい)、グロウを繰り返す「ルーマニア」の最終部ほど凶暴な演奏を他のサックスで耳にしたことがあるかと言われれば、なかなか思い出すこともできない。もちろんゲテモノ的な演奏と言うわけではなく、おそらく意識下でコントロールされた理知的な演奏なのだろう。
しかしベネットでの透明感溢れる演奏は同じ奏者とは思えないほどである。デニゾフも丹念に楽譜を音にしながら、独自の解釈を盛り込んだ興味深い演奏。第三楽章のバス・オスティナートに支えられたバップ・ジャズ風の躍動感がクール。
 また、Clarinet ClassicsのCD全般に渡って言えることだが、ライナーの解説が丁寧であるのも特筆すべきポイントのひとつだ。作曲者のプロフィールには、なんと写真つき。


・Habanera(Nannibal HNCD 1331)


1. Bartok, Bela ベラ・バルトーク - Three Folksongs チーク地方の3つの民謡
2. Satie, Erik エリック・サティ - Gymnopedie I ジムノペディ第1番
3. Wall, Jeremy ジェレミー・ウォール - Elegy for 'Trane エレジー・フォー・トレーン
4. Gershwin, George ジョージ・ガーシュウィン - Three Preludes 3つの前奏曲
5. Villa-Lobos, Heitor エイトル・ヴィラ=ロボス - Fantasia Mov.1 「ファンタジア」より第1楽章
6. VInci, Leonardo レオナルド・ヴィンチ - Allegro アレグロ
7. De ROse, Peter ペーター・デ・ロセ - Deep Purple ディープ・パープル
8. Bennett, Richard Rodney リチャード=ロドニー・ベネット - Theme from "Tender is the Night 「Tender is the Night」のテーマより」
9. Bach, Johann Sebastian ヨハン=セバスチャン・バッハ - Sonata in G Minor ソナタト短調BMV1020
10. Poulenc, Francis フランシス・プーランク - Homage to Edith Piaf 15の即興曲より第7番「エディット・ピアフ賛」
11. Debussy, Claude クロード・ドビュッシー - Syrinx シランクス
12. Ravel, Maurice モーリス・ラヴェル - Habanera ハバネラ
13. Heath, Dave デイヴ・ヒース - Out of the Cool アウト・オブ・ザ・クール

一見したところ、よくある「クラシックの名曲を集めてサックスで演奏してみました」的なアルバムだが、その通りだった(笑)。リリース元のHannibalというレーベルは、どうやらロックやポップス系の音楽に強いレーベルであるらしく、封入されていたチラシには、エルヴィス・コステロやリチャード・トンプソンのアルバムがリストされているほど。どういう経緯でこのディスクが作られるに至ったのかは、今となっては知る由もないが、こんなレーベルにもハール×レネハンの演奏が残されていたことは幸いだった。
録音時期は「John Harle plays」に近いが、そちらで聴ける演奏よりも、さらにサックスという管楽器の「地」に近い音色(人によってかなり好みが分かれるところだろう)。特にソプラノサックスの音色の生々しいこと!バロックだろうが現代のオリジナル物だろうが、ここまでブロウしますか、というほど。言っちゃ悪いが細かい音符の音程は、かなり適当なのだが(息を吹き込みすぎて、アンブシュアが少し緩んで音程が下がるあの感じ)、長いフレーズを途絶えなく、一気にオーバー・ブロウで吹き切る様は、まさにハール!イギリスのサクソフォーン演奏の礎になるこの奏法は、ハマると相当の演奏効果を生み出すのだ。
アルバム最後に配置されたデイヴ・ヒースの「アウト・オブ・ザ・クール」はかなりの聴き物だろう。ソプラノサックスの曲としても名曲だとEMIから出版されている協奏曲アルバム「Saxophone Concertos」でも録音しているが、その演奏よりもさらにハールの強烈な気迫が感じられる。ピアノの打鍵のアグレッシヴなこと!バッハのソナタト短調の演奏は、あたかも曲が即興的に生み出されているような不思議な感覚。


・Saxophone Concertos(EMI 5 56487 2)


1. Debbusy, Claude クロード・ドビュッシー - Rhapsodie ラプソディ
2. Ibert, Jacques ジャック・イベール - Concertino da camera 室内小協奏曲
3. Villa-Lobos, Heitor エイトル・ヴィラ=ロボス - Fantasia ファンタジア
4. Grazounov, Alexandre アレクサンドル・グラズノフ - Concerto, Op.109 協奏曲作品109
5. Bennett, Richard Rodney リチャード・ロドニー・ベネット - Concerto 協奏曲
6. Heath, Dave デイヴ・ヒース - Out of the Cool アウト・オブ・ザ・クール

 EMI Redlineからリリースされた録音で、全世界で20万枚のセールスを記録したという驚異的なアルバム。前半はフランスのアカデミックな協奏曲だが、後半に現代イギリスのサクソフォーン作品を付け加えるところがいかにもハールらしい。ドビュッシーはデュカによるオーケストレーションに手を加えた版を使用している。
 フランスの協奏曲群は技術的に満足できないものでさえ市場に出回っていることがあるが、ここでのハールは技術上の困難さを微塵も感じさせない演奏で圧倒される。若干冷たい音色が気になるが、「室内小協奏曲」のカデンツではDouble-High Eを何の苦労もなくぴたりと当ててくるし、グラズノフ「協奏曲」では最終部の鮮やかなスピード感が心地よい。
 しかしやはり聴きものは後半のイギリス作曲家による作品だろう。ベネットの作品は巷ではあまり聴かれないが、セリエル技法を駆使した楽しい作品。完璧なテクニックに加え、ベネット独特の躍動感がしっかり表現されているようだ。アンコール・ピースとして配置された「アウト・オブ・ザ・クール」はソプラノサクソフォーンと弦楽オーケストラのための作品。ジャズに影響を受けたような弦楽オーケストラに、強い表現力によって形作られたメロディが上乗せされて説得力ある演奏に仕上がっている。
 伴奏オーケストラは「アマデウス」でも演奏を担当したマリナー管弦楽団だが、抜群の音色とフレーズの持続感を聴かせてくれる。


・Saxophone Concertos(Argo POCL-1216)


1. Bryars, Gavin ギャビン・ブライヤーズ - The Green Ray ザ・グリーン・レイ
2. Nyman, Michael マイケル・ナイマン - Where the Bee Dances 蜜蜂が踊る場所
3. Westbrook, Mike マイク・ウエストブルック - Bean Rows and Blues Shots ビーン・ロウズ・アンド・ブルース・ショッツ

 特徴ある現代音楽の録音を数々リリースし続けたArgoレーベルからのリリースによるCD。全三曲すべてがこのアルバムのために書き下ろされた新曲という、現在ではなかなか作ることのできない豪華な仕様のCDとなっている(リリースは1992年)。
 一曲目タイトルの「ザ・グリーン・レイ」とは、ライナーの解説によると、太陽が地平線に沈み始めた瞬間に緑色の光を放つ現象のことだと言う。そのタイトルから連想されるとおり、ソプラノサクソフォーンによって奏でられる神秘的で表現豊かな長いメロディが楽曲の核となる。音数の極端に少ないメロディを音楽として表現できるのはハールの得意分野の一つであるが、そんな彼の長所が最大限生かされた作品だ。
 二曲目の「蜜蜂が踊る場所」は、ナイマン特有のミニマル風の小気味良いパッセージが、だんだんと熱狂を帯びてゆく様がなんとも楽しい作品。今日ではすでに多くのサクソフォニスト達によって取り上げられ、サクソフォーンの重要なレパートリーの一つとして数えられている。サイモン・ハラームやジェラルド・マクリスタルによる録音もあるが、それらは項を改めてご紹介したい。
 「ビーン・ロウズ・〜」は変形されたブルースをモチーフとした、三楽章に渡るジャジーなコンサート・ピース。ピーター・フェアクロウのドラムス(絶品!)にのって縦横無尽に暴れまわるサクソフォンをご堪能あれ。


・Elegy ~ Concerto for Stan Getz(Argo POCL-1548)


1. Myers, Stanley スタンリー・マイヤーズ - Concerto 協奏曲
2. Bennett, Richard Rodney リチャード・ロドニー・ベネット - Concerto for Stan Getz スタン・ゲッツのための協奏曲
3. Torke, Michael マイケル・トーク - Concerto 協奏曲

 海外では「Sax Drive」というアルバムタイトルで売り出されているが、国内盤では「エレジー〜スタン・ゲッツに捧ぐ」という名前になっている。三曲がそれぞれ別のオーケストラとの録音(アーゴ響、BBCコンサート管、アルバニー響)だが、どの曲も万全の仕上がりである。
 国内盤ではアルバムタイトルにもなっている「スタンゲッツのための協奏曲」は日本の雲井雅人氏も注目する名品で、テナーサクソフォンによるアドリブ部分を交えた集中力の高い演奏が、さらにこの曲の価値を高めている。当初は委嘱者のゲッツ自身が初演する予定だったが、ゲッツの死去によりハールが初演を行ったのだという。
 一方、映画「ディア・ハンター」の映画音楽作曲でも知られるスタンリー・マイヤーズの純音楽へのアプローチが、この「協奏曲」として実を結んでいる。スピード感溢れるスーパー・テクニックの演奏に、抜群の存在感を誇る曲だ。この作品はジョン・ハールに捧げられている。
 トークの「協奏曲」は分かりやすい(耳に残る)旋律線を湛えた作品。前半二曲に比べるとインパクト面では少々劣るものの、やさしい調性音楽として書かれている。伴奏弦楽器とサクソフォーンがテーマを交互に演奏していく様が楽しい。


・Terror and Magnificence(Argo POCL-1681)


1. Harle, John ジョン・ハール - Mistress Mine ああ我が恋人
2. Harle, John ジョン・ハール - Terror and Magnificence 恐怖と壮麗
3. Harle, John ジョン・ハール - The Three Ravens 三羽の鴉
4. Harle, John ジョン・ハール - Hunting the Hare 野兎狩り
5. Harle, John ジョン・ハール - Rosie-blood 薔薇色の血

 ジョン・ハールという音楽家を知るためにこれ以上のアルバムはない、と言えるだろう。作曲・演奏・プロデューサー・バンド指導の全てをやってのけリリースしたアルバムなのだから、まさにハール渾身の一枚とでも言えるだろうか。しかしこのアルバムの完成度の高さには聴くたびに驚かされる。
 「ああ我が恋人」ではなんとエルヴィス・コステロをフィーチャーし、コステロが歌うシェイクスピアのテキストの合間に絶妙にサックスが絡んでいく。ハールの作曲したメロディは親しみやすい曲調であるが(鼻歌でも歌えてしまうほど)、コステロの独特の渋い歌声が、その楽曲のメロディをさらに美しく魅せているのが分かるだろう。
 「恐怖と壮麗」では神秘的なギョーム・ド・マショオのテキスト、さらにシンセサイザーや大編成のバンド、コーラスも交えた豪華なサウンド。ハールは即興を交えながらソプラノサクソフォンを演奏しており、最終部ではなんと40本のソプラノサクソフォーンが炸裂!するという仕掛けも施されている。ポップス風の部分やジャズ風の部分も見られ、20分という長い楽曲を充実して聴くことができる。
 「三羽の鴉」はソプラノにサラ・レオナルドを迎え、性格の異なる三つの楽章からなる曲を美しく聴かせる。第三楽章「本当の恋人をどうして見分けましょう」はクラウンのCMにも使われているので、耳にされたことがある方も多いのではないだろうか。フェードアウトする第三楽章に重ねてフェードインする「野兎狩り」は、ハールとアンディ・シェパードによるデュオ即興。ハールの即興能力はまったく見事なもので、シェパードに劣らないすばらしい演奏を8分間に渡って繰り広げる。「薔薇色の血」でのピュアフォイの歌声も見事だ。

・The Shadow of the Duke(Harle Records HARLE 004)


1. Ellington, Duke デューク・エリントン - Caravan キャラバン
2. Ellington, Duke デューク・エリントン - Sucrier Velours サクリエ・ヴェルール
3. Ellington, Duke デューク・エリントン - The Mooche ムーシェ
4. Ellington, Duke デューク・エリントン - Sultry Sunset サルトリー・サンセット
5. Ellington, Duke デューク・エリントン - Minniehaha ミニーハハ
6. Ellington, Duke デューク・エリントン - Isfahan イスファーハン
7. Ellington, Duke デューク・エリントン - Sonnet for Caesar カエサルのためのソネット
8. Ellington, Duke デューク・エリントン - Star-Crossed Lovers 星を越えた愛
9. Ellington, Duke デューク・エリントン - In a Mellotone イン・ア・メロトーン
10. Harle, John ジョン・ハール - The Shadow of the Duke デュークの影

 ジョン・ハールがデューク・エリントンに捧げたアルバム。1992年にEMIが発売したディスクの再リリース盤。「クラシック奏者がジャズの名曲を…」というと、中途半端なアルバムが出来上がってしまうことが常だが、この盤は別格。ハールの、スーパー・サクソフォニストとしての顔、一級のアレンジャーとしての顔がよく顕れた直球勝負の一枚だ。クラシックもジャズも好きという向きには特にオススメできよう。
 収録されているのは最後の一曲を除いてすべてがエリントンのナンバー。シンセサイザーを導入した浮遊感のあるサウンドからコンボバンドを模した編成までそれぞれの曲が多様に編曲され、ソングライターとしてのエリントンを様々な切り口で楽しむことができる。特にハールの斬新なアレンジメントや、リチャード・ロドニー・ベネットのサックスとピアノを中心とした小編成での美しいアプローチは特筆ものであろう。
 演奏レベルは驚異的である。ハールのソプラノ&アルトサクソフォンはもちろんのこと、存在感抜群のポール・モーガンのベースを始め、安定したビートを送るポール・クラヴィスのドラムスの素晴らしさは言うまでもない。スティーヴ・ロダーのピアノも、随所で絶妙のタッチを聴かせる。自身のアレンジナンバーにゲスト・ピアニストとして参加したベネットのピアノはとにかく綺麗!「サルトリー・サンセット」でのピアノなど、録音の良さも相まってなかなか聴けない音ではないだろうか。参加曲数は少ないもののヴォーカルのサラ・レオナルドの独特の声質は、サックスとのユニゾンでその魅惑的な声がさらに心地よい。


その他のレコーディング

 様々な音楽ジャンルに携わる音楽家であるジョン・ハールは、上に挙げたアルバム以外にもソリストとしてかなりの数のレコーディングに参加している。それらを簡単にご紹介しよう。

・パーカッショニスト、エヴァリン・グレニーとのコンビで邦人作曲家、湯山昭「マリンバとアルトサクソフォンのためのディヴェルティメント」を演奏。自伝の中で湯山昭自身が須川&山口コンビに匹敵する演奏だ、と語っている。リズムをしっかり刻みながらも、大変にスピード感溢れる風のような演奏。
・ハリソン・バートウィッスルの作品で、サクソフォンとドラムス2セット、オーケストラのための「パニック」。Deccaからバートウィッスル作品集としてリリース。2006年7月に平野公崇が読売日本交響楽団との共演プログラムでこの曲を選んでいる(未聴)。
・Argoレーベルからのリリースで、ダールの「協奏曲」ソリスト(未聴)。
・Londonレーベルからのリリースで、マルタン「バラード」ソリスト(未聴)。
・マイケル・ナイマン「サクソフォーンとチェロのための二重協奏曲」。全五楽章に及ぶ大作で、ナイマン独特の気だるいメロディラインと躍動感あふれるリズムが特徴的。
・ラトル指揮のミヨー「世界の創造」でサクソフォン独奏を担当。若干サクソフォーンが浮き出気味な気がするが…。
・マイケル・ナイマン・バンドでのサクソフォーンソリスト。

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